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【全文】「泊原発3号機の再稼働、どう思う?」道が後志16市町村への意見照会の結果を公表…「賛成の考え」「立地4町村と道の判断を尊重」に加え、安全対策などを要望する声や慎重な判断求める自治体も_北海道

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<ニセコ町>

 泊発電所3号機の再稼働については、既にPAZ (4か町村)が同意しているところですが、 UPZ 地域への同意拡大は、以前からニセコ町が要望していることであります。 これは、 従来の単なる距離に基づき同意自治体を決めるのではなく、東日本大震災の教訓を下に、 範囲を設定すべきであり、同意町村の範囲の設定の考え方を見直す必要があると考えます。また、依然として、 同意手続きが煩雑になるという理由であるかは定かではありませんが、UPZ地域の再稼働の同意プロセスの中に入れていただけない状況にあります。 UPZ 地域においても同意自治体と同様に意見の反映をお願いしたい。また、財政的な支援も含めて、 防災対策や地域振興も同様な対応をお願いしたい。原発の稼働が停止して10年以上経つ中で、町民の意識が薄れ、原発の再稼働への関心が少し遠のいている感じも受けますが、 再稼働の反対、 賛成は別として、再稼働させることでのより高い安全性の確保に努めていただきたい。 加えて、有事の際の避難路の整備拡充など防災面でのインフラ整備等の促進や地域住民の安心につなげられる活動をしっかり進めてもらいたいと思います。

 具体的には、東日本大震災の例から、ニセコ町において現在設定されている白石区への避難経路だけでは十分とはいえないと考えます。 また、 札幌市も汚染地域となりえる可能性もあることから、 避難先においても地域住民にとって被ばくの恐れやさらなる二次避難の恐れが拭えないと考えるため、 少なくとも多様な避難ルート設定や避難先の見直しを進め、より現実的な避難場所や避難ルートの策定が必要と考えます。 そのため、 後志道 (高速道路) の早期整備や新幹線の開通後の活用なども含めて、より現実的な避難経路などの確保に向けた取り組みを早急にしていただくよう要望します。ニセコエリアは、国内外から多くの観光客が訪れており、より質の高い防災対策の拡充が観光振興につながると考えます。 原発事故の際の観光客の避難においては、多様な避難ルートが観光客から求められることとなります。 国内外の観光客が常に即座に理解し、行動できる取り組みが急務と考えていますので、観光客向けの原子力防災に尽力してほしいと思います。 加えて、 ニセコエリアは、冬期に観光客が大幅に増加するため、夏の防災対策とは大きく異なります。ニセコ町だけでは、具体的な対策の実施は難しいところがあるため、町内の対策では十分な避難場所の確保は難しく、 避難先等の選定や確保ができない場合を想定して、 広域での具体的な対応策を考える必要があります。 地域住民のみならず、観光客を含めた多くの命や安全を守りきるため、 積極的な対応を自治体個々に考えるのではなく、 広域で議論していく必要がありますので、早急に広域連携の体制づくりを進めていっていただきたいと考えます。 常に広域で意見交換や訓練ができる体制を設けていただき、 近隣自治体だけではなく、避難自治体とも議論できるよう防災対策を展開していくよう要望します。


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