【なぜ清田区に地下鉄は来ないのか】“40年前の合意”と“採算性”の壁―札幌市営地下鉄の延伸議論が再燃「冬にバス止まって4キロ歩いた」清田区民の切実な訴え…カギは“プレミストドーム周辺の開発”?_北海道
全国に目を向けると、人口減少局面でも地下鉄延伸の事例はあります。
大阪メトロ中央線はコスモスクエア駅から夢洲駅まで延伸し、2030年秋にも開業予定のIR(統合型リゾート)を見据えた判断でした。また、加算運賃で早期回収を図る仕組みも導入しています。
札幌と経済規模が近い福岡では、地下鉄七隈線が天神南駅と博多駅を結んだことで利用者が急増し、沿線の宅地開発が大きく進みました。
公共交通政策に詳しい呉工業高等専門学校の神田佑亮教授は、「沿線をどう開発するかがカギ」と話します。
朝夕の通勤だけでなく、日中も人が行き来する双方向の需要を生み出すことが重要だとして、東豊線沿線にあるプレミストドーム周辺の開発がカギになるのでは、と提言しました。
清田区民の悲願である地下鉄延伸は実現するのか。採算性と住民の暮らしをどう両立させるか、今後の議論の行方が注目されます。


















