3歳と5か月の姉妹を育てるママ 産後3カ月でカフェをオープン―定休日の夜間 “夜泣きで悩む孤独なママが安心できる居場所”として開放「ひとりじゃない」と思える心のよりどころに【ママドキュ】
「町からの補助が数年あったとしても、補助がないとやっていけないので、継続していくための背景にカフェがある。収益となる事業がないといけないので、ベースの収入源があるから『よなきごや』が無償で提供できる」
まだ子育て中の当事者であるタイミングで始めることが、まどかさんにとっては大事だったんです。
まどかさんは、「産後で乳幼児を育てる母」としてまた夜泣きがひどくなる時期に、定休日の夜、同じ境遇の母親たちにカフェを開放しようと考えていました。
自由な働き方ができる夫・かずしげさんも、まどかさんの熱い思いを感じ支えています。
片付けや仕込みなどの仕事が終わり、カフェからの帰り道、長女りんちゃんとの時間を作るために、お気に入りの買い物スポットへ。
芽室町にある「tou/tell natural&organic store」というセレクトショップです。
お気に入りは、ドライフルーツの量り売り。さらに、芽室の特産品の落花生を使ったピーナッツチョコバターもありました。
店の食材を仕入れている農家からのおすそ分けはシンプルに調理。
落花生は塩ゆでに、かぼちゃは素揚げにして塩をふるだけでおいしいんです。
午後8時10分、ようやく夕食です。
赤ちゃんの夜泣きで眠れないママたちが安心できる居場所を作りたい。その思いを胸に走り続けてきたまどかさん。
10月19日、「おやこのこや」という名前でついにスタートしました。
「夜不安になったとき行ってもいい場所がある。それだけで心がホッとするママたちがたくさんいると思います。ここに来て、同じスッピン、パジャマでしんどい顔をしたママがいて、“ひとりじゃない”と安心につながると思っていて、安心できる場所を作れたらすごいステキだなと」
「ひとりじゃない」と思える心のよりどころに―まどかさんの思いです。






















