【身の安全を】「雌阿寒岳」噴火警戒レベル1→2へ…レベル引き上げは2018年以来7年ぶり…気象台は複数の新たな“噴気孔”確認&火口から約500mでは噴石飛散の恐れも

UHB 北海道文化放送

　こちらは、9月15日午後の道東「雌阿寒岳」の様子です。

噴気が上がる雌阿寒岳（気象庁HPより）

　モクモクとした白い噴気が確認できます。

警戒レベル引き上げを決定

　午後3時20分、札幌管区気象台は、雌阿寒岳の噴火警戒レベルを通常のレべル「1」から「2」の火口周辺規制に引き上げました。

　噴火警戒レベルが2に引き上げられるのは2018年11月以来、7年ぶりです。

近寄らず警戒を

　雌阿寒岳では、9月11日以降、火山活動がやや活発になっていて、15日、気象台は、現地観測を行い、ポンマチネシリ火口で複数の新たな噴気孔を確認しました。

　ポンマチネシリ火口から約500mの範囲では、噴火に伴い大きな噴石が飛散するおそれがあるということで、危険な地域には立ち入らないよう警戒を呼び掛けています。