【懲戒処分】60代女性校長が業務報告が遅れた部下の教師に『威圧的言動』繰り返す"パワハラ行為"で戒告処分「意図的ではないが、相手が傷ついたなら申し訳なかった」スピード違反の教師2人も戒告<札幌市教委>
札幌市教育委員会は12月19日、部下の教員に威圧的な言動をするパワーハラスメント行為をした女性校長と、スピード違反をした男性教師2人を戒告処分にしたと発表しました。
札幌市内の小学校の60代の女性校長は2025年春、業務報告が遅れるなどした部下の教師に対し威圧的な言動を繰り返す、いわゆる"パワハラ行為"をしたとして戒告処分となりました。
この教師が市教委に女性校長との関係を相談したことで発覚。市教委の調べに対して、「意図的にパワハラをしたわけではなかったが、相手が傷ついているなら申し訳なかった」と反省の意を示しているということです。
また市教委によりますと、厚別区の小学校に勤務する40代男性教師が、私用のためオホーツク地方の佐呂間町で自家用車を運転中、制限速度時速60キロの国道を101キロで走行し、可搬式オービスに検知されました。
男性教師が9月に免許停止30日の行政処分に加え、11月に罰金8万円の略式命令を受けたとして、19日付けで戒告処分としました。
当時、車3~4台が連なって走行していて、市教委の調査に対し、男性教師は「ゆずり車線が終わろうとしていたため、スピードを出してしまった」と話し、「交通違反をしたことを重く受け止めています。本当に今後気を付けていきたい」と反省しているということです。
また、清田区の小学校に勤める50代の男性教師は10月1日、私用で自家用車を運転中、厚別区にある制限速度時速40キロの市道を74キロで走行し、前方にいた警察のパトカーに停止を求められ、捜査を受けました。その後、免許停止30日の行政処分と罰金6万円の略式命令が出たとして、戒告処分となりました。
この男性教師は2004年にもスピード違反により、道内の別の教育委員会から停職1か月の懲戒処分を受けていました。「過去に交通違反歴があるのに、今回違反したことは教員の信頼を大きく損なう行為であることを痛感している。今後このようなことがないように気を付けていきます」とコメントしています。
















