【暴風雪の爪痕】石北線が19日夕方から・花咲線も20日始発から全線再開…釧網線は除雪作業進まず一部区間のみ再開_路盤流出した根室線は「原因調査と復旧作業に時間要する」いまだ再開メド立たず<JR北海道>
12月14日から北海道内を襲った暴風雪により、一部区間で運転見合わせが続いていた石北線について、JR北海道は19日午後に再開すると発表しました。
石北線は暴風雪の影響で、駅構内や線路に大量の雪が積もり、上川―網走間で運転見合わせが続いていました。
JR北海道は18日午後に全線再開を目指したものの、湿った雪が凍って除雪作業が難航し、遠軽―網走間のみ18日午後3時ごろに運転を再開。その後、除雪作業と踏切の安全確認が終了するめどが立ったとして、残る上川―網走間は19日午後4時ごろに運転を再開できると発表しました。
また、全線で運転を見合わせていた花咲線も、倒木の撤去と除雪作業が進み、20日始発から全線再開できるとしています。
さらに、釧網線の釧路―網走間は、19日午後4時ごろに釧路―川湯温泉間は再開する予定ですが、残る川湯温泉―網走間は雪の被害を受けた場所が多いうえ、立ち入ることができず、除雪作業が進んでいないことなどから、再開のメドは立っていません。
そして、線路を支える路盤が流された根室線では、浦幌―白糠間での運転見合わせが続き、札幌―釧路を結ぶ特急おおぞらも運休中で、JR北海道は「原因調査と復旧作業に時間を要する」と話しています。再開の見込みは立っていないということです。


















