【冬場も要注意!】モバイルバッテリーが原因の火災増加_出火するケースで多いのは「衝撃と温度」冬は“結露”やカイロと一緒にポケットに入れると”高温”になることも…
12月17日午後9時30分すぎ、警察や消防が集まり騒然としていたのは、札幌市中央区の有名スープカレー店。
雪の上にはスマートフォンの充電などに使われるモバイルバッテリーが、焦げた状態で置かれていました。
客が持ち込んだモバイルバッテリーが突然出火し、30代の女性が軽いけがをしました。
「おっかないですよね。みんな持ち歩いていますよね」(札幌市 70代)
「(モバイルバッテリーを使っていて)ちょっと熱くなるのはたまにある。煙など出るぐらいにならないと異変に気づくことができないと思う」(札幌市 30代)
「(袋に入れて)落とさないように滑り落ちて衝撃を与えたら危ないというから(携帯の)調子が悪いこともあり毎日モバイルバッテリーを持ち歩いている。(この時期携帯を)外で使うとものすごい速さで残量が減っていく」(石狩市 40代)
災害や寒さ対策も含め身近になったモバイルバッテリーですが、火災も相次いでいます。
「衝撃と温度。この2点に注意していただきたい。落とすとか圧力をかけると絶縁しているところが壊れてショートしてしまう危険性がある」(NITE製品安全センター 宮川七重 広報課長)
温度があがる夏場はもちろん、冬場も注意が必要だといいます。
「冬は基本的に寒く高温にならないと思われがちですが、ストーブの前に置いてしまうとか、カイロと一緒にポケットに入れてしまうとか」
「寒いところから暖かいところに入ると、結露という現象。これがモバイルバッテリーでも起こりえます」
「他のところから暖かい部屋に入る時はいきなり入るのではなく、徐々にならしていくなど配慮していただけるとリスクが下げられるかなという風に思います。」(いずれもNITE製品安全センター 宮川七重 広報課長)
これからの時期も十分に注意が必要です。





















