窃盗事件の捜査中に不審車両発見→車内から『長さ1mのバール』見つかる→ピッキング防止法違反の疑いで住所不定・自称無職の58歳男を逮捕「自分が所有する倉庫の扉を開けるのに持っていた」＜北海道函館市＞

ピッキング防止法違反の疑いで男を逮捕した北海道警函館中央署

　北海道函館市で、12月16日、駐車中の軽自動車内にバール1本を所持していた疑いで、58歳の男が現行犯逮捕されました。

　ピッキング防止法違反の疑いで現行犯逮捕されたのは、住所不定で自称無職の男(58)です。

　男は16日午前10時40分ごろ、函館市港町3丁目先の路上で、駐車中の軽自動車内に正当な理由なく指定侵入工具であるバール1本を隠し持っていた疑いが持たれています。

　警察によりますと、バールは鉄製で、長さは約1メートル・先端の幅は約4.5センチでした。

　別の窃盗事件の捜査をしていた警察官が不審な車を発見し、車を調べたところ、バールが見つかったということです。男はその場で逮捕されました。

　警察の調べに、男は「自分が所有する倉庫の扉を開けるのに持っていた」と容疑を否認しています。

　警察が、男の余罪やバールを持っていた理由を詳しく調べています。