幼い男の子を自宅に11時間放置…飲酒目的で外出した26歳・自称セラピストの母親を保護責任者遺棄の疑いで逮捕―泥酔して路上で保護され発覚＜北海道函館市＞

母親を逮捕した北海道警函館中央署

　未就学の息子を自宅に長時間放置したとして、26歳の母親が保護責任者遺棄の疑いで逮捕されました。母親は「飲酒のために外出した」と容疑を認めています。

　逮捕されたのは、北海道函館市に住む26歳の自称セラピストの女です。

　女は8月20日午後4時30分ごろ、未就学の男の子を自宅に残して外出し放置した、保護責任者遺棄の疑いがもたれています。

　警察によりますと、21日午前2時ごろ、函館市内で「路上に酒に酔った女性がいる」と通行人から警察に通報があり、警察官が駆けつけ女を保護したところ、自宅に子供がいることがわかりました。

　警察が女の自宅を確認したところ、未就学の男の子が1人で放置されているのを発見したということです。

　女は約11時間にわたり子供を放置していたことがわかり、保護責任者遺棄の疑いで逮捕されました。

　女は男の子と2人暮らしで、「飲酒するため外出した」と話し、容疑を認めているということです。

　発見された男の子にケガなどはなく健康状態に問題はないということです。

　警察は日常的な虐待があったかどうかなど、詳しく調べています。