【ファイターズ】細野が6回無失点、万波が先制打 柳川が3日連続セーブ 前半戦を貯金21の3連勝で締めくくる

細野晴希投手（2025年6月）

　7月21日（月）、北海道日本ハムファイターズはオールスター前最後の1戦を楽天モバイルパーク宮城で戦い、東北楽天ゴールデンイーグルスに2対0で勝利しました。これで3連勝となり、前半戦を貯金21で折り返しました。

　ファイターズの先発はプロ2年目の細野晴希投手。立ち上がりから力強い投球を見せ、6回を被安打2、四球5、無失点の内容で試合を作りました。

　試合が動いたのは4回表。2アウトから、5番・清宮幸太郎選手がヒットで出塁すると、続く万波中正選手がレフト線への鋭い打球を放ちます。左翼・伊藤裕季也選手がグラブに当てながらも捕球できず、タイムリーツーベースとなりました。清宮選手が一気に生還し、ファイターズが先制点を挙げます。

　続く2アウト二塁から、水野達稀選手のセカンドゴロを黒川史陽選手が後逸。この間に万波選手がホームに生還し、リードを2点に広げました。

　万波選手は「運も味方してくれたヒットでした。形はどうあれ、先制点だったので、貴重な一本になったと思います」とコメントしています。

　細野投手は6回で降板。「突然フォアボールを出してしまうことは引き続き課題ですが、ゼロに抑えられたことはよかったです。最低限の仕事はできたと思います」と振り返りました。

　7回は上原健太投手、8回は玉井大翔投手が無失点でつなぎ、2点リードで迎えた9回は柳川大晟が登板。3連投となった柳川投手は三者凡退に抑え、最後は宗山塁選手を空振り三振に仕留めて試合終了。

　ファイターズはこのカードを3連勝で終え、チームが目標としていた貯金21に到達。今季前半戦を最高の形で締めくくりました。